1 : 養豚業(沖縄県):2007/03/29(木) 16:00:38.01 ID:NFTmZ7S30
おにぎり 梅干 味噌汁
3 : 漫画家(神奈川県):2007/03/29(木) 16:00:48.78 ID:7i4xaGKp0
幼女
4 : 大道芸人(アラバマ州):2007/03/29(木) 16:01:25.76 ID:suS5z/QB0

おにぎり 梅干 味噌汁
3 : 漫画家(神奈川県):2007/03/29(木) 16:00:48.78 ID:7i4xaGKp0
幼女
4 : 大道芸人(アラバマ州):2007/03/29(木) 16:01:25.76 ID:suS5z/QB0

≫[よ だ れ が 出 た ら 死 亡]の続きを読む
スポンサーサイト
442 :新水:2007/01/08(月) 00:18:16.27 ID:btZWRyC10
<戦争>
「来ないで!!」
その言葉が頭に反響する。
一瞬、何も考えられなくなる。
「ど、どうして……」
「こないでよ人殺しっ!!」
桂湖は、ただ叫ぶ。
「おかしいよ桂湖。だって私、桂湖を守ったんだよ? 私が行動起こしてなかったら、
桂湖は館入に殺されてたんだよ?」
「そんなの知らないっ!!」
完全にパニックを起こしている桂湖。
このまま騒ぐと敵に見つかる。
……おかしいな。私、そんなに生き残りたいとか思ってないのに。
<戦争>
「来ないで!!」
その言葉が頭に反響する。
一瞬、何も考えられなくなる。
「ど、どうして……」
「こないでよ人殺しっ!!」
桂湖は、ただ叫ぶ。
「おかしいよ桂湖。だって私、桂湖を守ったんだよ? 私が行動起こしてなかったら、
桂湖は館入に殺されてたんだよ?」
「そんなの知らないっ!!」
完全にパニックを起こしている桂湖。
このまま騒ぐと敵に見つかる。
……おかしいな。私、そんなに生き残りたいとか思ってないのに。
333 :びわ:2007/01/07(日) 22:38:01.45 ID:s936oG6t0
<誤解>
「で」
マミが銃をおろした。
「お前は何をして欲しいんだ?」
俺たちの目の前では竹原チホが泣いている。
普段から大人しいのもあるが、これほど取り乱している竹原を見るのは初めてだ。
「な、奈々子ちゃんを、殺して下さい!!」
「………え? 何で?」
長谷。あいつを? あの天然で頭の周りに蝶が飛んでそうなお嬢様、長谷をか?
「わたし、このままだと絶対奈々子ちゃんに殺されるんです!」
「……あのさぁ竹原。俺らも命がけでここまで来てるわけ。自分で撒いた種は自分で責任取ろうよ」
竹原は今だに泣くのをやめない。
一体こいつ、長谷に何をしたんだろう。
<誤解>
「で」
マミが銃をおろした。
「お前は何をして欲しいんだ?」
俺たちの目の前では竹原チホが泣いている。
普段から大人しいのもあるが、これほど取り乱している竹原を見るのは初めてだ。
「な、奈々子ちゃんを、殺して下さい!!」
「………え? 何で?」
長谷。あいつを? あの天然で頭の周りに蝶が飛んでそうなお嬢様、長谷をか?
「わたし、このままだと絶対奈々子ちゃんに殺されるんです!」
「……あのさぁ竹原。俺らも命がけでここまで来てるわけ。自分で撒いた種は自分で責任取ろうよ」
竹原は今だに泣くのをやめない。
一体こいつ、長谷に何をしたんだろう。
235 1 2007/01/07(日) 20:21:49.24 ID:s936oG6t0
<偶然>
私はその場に寝転がる。体中が痛い。
目の前には、死体が二つ。
近藤の足がない死体と、瞳の首から血が流れている死体……まだ死んでいるかはわからないが。
でもあれだけ首から血を流せば、普通死ぬだろう。
死なないとおかしい。頼むから、死んでいてくれ。
ついさっきまでの出来事が、走馬灯のように私の頭の中に浮かんだ。
「どこに行くの? うちにも教えてよ」
瞳が優しげな微笑みを浮かべる。手に大きな銃を抱えて、優しげな微笑みを浮かべている。
体が、動かない。
私、死ぬのか。
ポケットにはボウガンが入っている。だけどあんな銃に抵抗できるわけがない。
しかも矢はあと1本しかないのだ。そのボウガンも体が固まって、出すことが出来ない。
「何、教えてくれないの?」
瞳がこっちにゆっくりと近づいてきた。
「当ててあげようか。あなたがどこに行くか」
全身から汗が滝のように流れ出す。
何か、言わなくちゃ。じゃなきゃ、何をされるかわかったもんじゃない。
「ど、どこにも、行かない、けど」
やっとのことで一文捻り出した。
マラソンを終えた後のように、息がものすごく上がっていた。
<偶然>
私はその場に寝転がる。体中が痛い。
目の前には、死体が二つ。
近藤の足がない死体と、瞳の首から血が流れている死体……まだ死んでいるかはわからないが。
でもあれだけ首から血を流せば、普通死ぬだろう。
死なないとおかしい。頼むから、死んでいてくれ。
ついさっきまでの出来事が、走馬灯のように私の頭の中に浮かんだ。
「どこに行くの? うちにも教えてよ」
瞳が優しげな微笑みを浮かべる。手に大きな銃を抱えて、優しげな微笑みを浮かべている。
体が、動かない。
私、死ぬのか。
ポケットにはボウガンが入っている。だけどあんな銃に抵抗できるわけがない。
しかも矢はあと1本しかないのだ。そのボウガンも体が固まって、出すことが出来ない。
「何、教えてくれないの?」
瞳がこっちにゆっくりと近づいてきた。
「当ててあげようか。あなたがどこに行くか」
全身から汗が滝のように流れ出す。
何か、言わなくちゃ。じゃなきゃ、何をされるかわかったもんじゃない。
「ど、どこにも、行かない、けど」
やっとのことで一文捻り出した。
マラソンを終えた後のように、息がものすごく上がっていた。
134 :平核無:2007/01/07(日) 17:35:23.47 ID:s936oG6t0
<突然>
「でさ」
直ちゃんが呟く。
「3階が禁止エリアになるっぽいんだけど」
おいおい。私も聴いてたからそんくらいわかるよ。
「私達は2階なんだから大丈夫でしょ」
「美術室って暖房入ってないから、寒いんだよねー」
「直ちゃんいちいちうるさい、殺すぞ」
「その言葉が本当に思えて困る」
直ちゃんは窓の外に目をやる。
辺りはすっかり明るくなったが、外の通りには人っ子一人歩いていない。
おそらく封鎖かなにかされているのだろう。
で、私はなんで直ちゃんと一緒に居るのか。
それは、偶然C階段で鉢合わせてしまったから。
ノリで銃をつきつけてしまった。
直ちゃんはおそらく人を殺すことなどできまい。出来るはずが無い。
だって、あの直ちゃんだからね。
だから私も殺す気は、ない。
銃をポケットにしまった。
「ミキカ、俺さ」
「ん? 何?」
「髪洗うわ」
「……勝手に洗って来い」
135 :平核無:2007/01/07(日) 17:35:43.45 ID:s936oG6t0
補足:直ちゃんはAB型
<突然>
「でさ」
直ちゃんが呟く。
「3階が禁止エリアになるっぽいんだけど」
おいおい。私も聴いてたからそんくらいわかるよ。
「私達は2階なんだから大丈夫でしょ」
「美術室って暖房入ってないから、寒いんだよねー」
「直ちゃんいちいちうるさい、殺すぞ」
「その言葉が本当に思えて困る」
直ちゃんは窓の外に目をやる。
辺りはすっかり明るくなったが、外の通りには人っ子一人歩いていない。
おそらく封鎖かなにかされているのだろう。
で、私はなんで直ちゃんと一緒に居るのか。
それは、偶然C階段で鉢合わせてしまったから。
ノリで銃をつきつけてしまった。
直ちゃんはおそらく人を殺すことなどできまい。出来るはずが無い。
だって、あの直ちゃんだからね。
だから私も殺す気は、ない。
銃をポケットにしまった。
「ミキカ、俺さ」
「ん? 何?」
「髪洗うわ」
「……勝手に洗って来い」
135 :平核無:2007/01/07(日) 17:35:43.45 ID:s936oG6t0
補足:直ちゃんはAB型
1 :はっさく:2007/01/07(日) 15:44:49.59 ID:vH0kAioy0
自分は最初には絶対死なないよな?
自分が死ぬのは中盤か終盤だよな?
でも絶対最後まで生き残らないよな?
3 :うめ:2007/01/07(日) 15:45:30.20 ID:lekqzZ020
あるあるwww
4 :音速2ゲッター ◆.9soTmpngI :2007/01/07(日) 15:45:34.19 ID:juJ7zz5l0
俺は始まる前に死ぬタイプ
7 :はっさく:2007/01/07(日) 15:46:49.66 ID:vH0kAioy0
好きな子は最初には死なない
8 :鴎インフルエンザ:2007/01/07(日) 15:47:03.04 ID:NujfsQVO0
妄想して実際ぜんぶ文章にしたwwwwwwwww
黒歴史wwww
11 :はっさく:2007/01/07(日) 15:48:34.80 ID:vH0kAioy0
>>8
PC内に4年前のテキストフォルダ発見
↓
学級でバトロワしてる妄想文
↓
なんてこったい
※一部、グロ描写入ってるので注意してください。あと、フィクションですんで実際の人たちとは関係ないです
自分は最初には絶対死なないよな?
自分が死ぬのは中盤か終盤だよな?
でも絶対最後まで生き残らないよな?
3 :うめ:2007/01/07(日) 15:45:30.20 ID:lekqzZ020
あるあるwww
4 :音速2ゲッター ◆.9soTmpngI :2007/01/07(日) 15:45:34.19 ID:juJ7zz5l0
俺は始まる前に死ぬタイプ
7 :はっさく:2007/01/07(日) 15:46:49.66 ID:vH0kAioy0
好きな子は最初には死なない
8 :鴎インフルエンザ:2007/01/07(日) 15:47:03.04 ID:NujfsQVO0
妄想して実際ぜんぶ文章にしたwwwwwwwww
黒歴史wwww
11 :はっさく:2007/01/07(日) 15:48:34.80 ID:vH0kAioy0
>>8
PC内に4年前のテキストフォルダ発見
↓
学級でバトロワしてる妄想文
↓
なんてこったい
※一部、グロ描写入ってるので注意してください。あと、フィクションですんで実際の人たちとは関係ないです
1 :猪(酒乱):2006/12/24(日) 10:07:48.36 ID:fc4Fvsho0
藻前ら、今日の朝食は何を食べた?
漏れはサヤエンドウと油揚げを玉子で閉じたヤツを作ろうと思う。

2 :年賀状(裏も表も印刷のみ):2006/12/24(日) 10:08:55.66 ID:3sxPJ/3u0
パソコンがぶっ壊れた
3 :凧(赤):2006/12/24(日) 10:10:45.35 ID:5XavzQMa0
グロ貼るな
4 :猪(酒乱):2006/12/24(日) 10:15:29.82 ID:fc4Fvsho0
とりあえずヘタをとりましょ

>>2-3
なんでだよwww
5 :猪(大人):2006/12/24(日) 10:16:56.65 ID:xHVrNxjJO
wktk
藻前ら、今日の朝食は何を食べた?
漏れはサヤエンドウと油揚げを玉子で閉じたヤツを作ろうと思う。

2 :年賀状(裏も表も印刷のみ):2006/12/24(日) 10:08:55.66 ID:3sxPJ/3u0
パソコンがぶっ壊れた
3 :凧(赤):2006/12/24(日) 10:10:45.35 ID:5XavzQMa0
グロ貼るな
4 :猪(酒乱):2006/12/24(日) 10:15:29.82 ID:fc4Fvsho0
とりあえずヘタをとりましょ

>>2-3
なんでだよwww
5 :猪(大人):2006/12/24(日) 10:16:56.65 ID:xHVrNxjJO
wktk
193 :猪(ピーマンきらい):2006/12/21(木) 22:51:45.66 ID:yDMGjHzO0
。・ 。・
。・ 。・
。・ 。・゚・
。・ 。・゚・。・゚・
。・ 。・゚・ 。・゚・
。・ 。・゚・ 。・゚・。・゚・
。・ 。・゚・。・゚・。・゚・ 。・゚・。・゚・
。・ 。・゚・。・゚・ 。・゚・。・゚・ 。・゚・ 。・゚
∧,,∧ 。・ 。・゚・。。・゚・。・゚・。・゚・。・゚・。・゚・゚ ・。・゚・。・゚。
(;`・ω・) 。・゚・。・゚・。・゚・。・゚・。・゚・。・゚・。・゚・。・゚・。・゚・ 。・゚・。
/ o━ヽニニニニニニニニニニニニニニニニニニフ)) チャーハン作るよ!
しー-J
ドドドドドドドドドドドド!!!!
。・゚・
。・゚・。・゚・ 。・゚・。・゚・。・゚
。・゚・ 。・゚・・。・゚・。・゚・。・゚・。・・゚・。・゚・。
・。・・。・゚・ 。・゚・。・゚・・゚・。・゚・。・゚・。・゚・ 。・゚
。・゚・。・。・゚・。・゚・。・゚・。・゚・ 。・゚・・゚・。・。・゚・ 。・゚
・。・。・゚・。・゚・ 。・゚・。・゚・。・゚・。・゚・ 。。・゚・。・゚・ 。・゚・
。・゚・。・゚・ 。・゚・。・゚・゚・。・゚・・゚・・゚・。・゚・。・゚・。・゚・゚ ・。・゚・。・
(;`・。・゚・。・゚・ 。・゚・。・゚。・゚・。・゚・。・゚・。・゚゚・。・゚・。・゚・ 。・
/ ・。・・。・ヽニニニニニニニニニニニニニニニニニニフ)) ぐおおおおおおお!
し・。・・。・
195 :猪(スポーツマンタイプ):2006/12/21(木) 22:58:26.71 ID:MqVVqLpc0
>>193
悔しいが即死wwwwwwwww
。・ 。・
。・ 。・
。・ 。・゚・
。・ 。・゚・。・゚・
。・ 。・゚・ 。・゚・
。・ 。・゚・ 。・゚・。・゚・
。・ 。・゚・。・゚・。・゚・ 。・゚・。・゚・
。・ 。・゚・。・゚・ 。・゚・。・゚・ 。・゚・ 。・゚
∧,,∧ 。・ 。・゚・。。・゚・。・゚・。・゚・。・゚・。・゚・゚ ・。・゚・。・゚。
(;`・ω・) 。・゚・。・゚・。・゚・。・゚・。・゚・。・゚・。・゚・。・゚・。・゚・ 。・゚・。
/ o━ヽニニニニニニニニニニニニニニニニニニフ)) チャーハン作るよ!
しー-J
ドドドドドドドドドドドド!!!!
。・゚・
。・゚・。・゚・ 。・゚・。・゚・。・゚
。・゚・ 。・゚・・。・゚・。・゚・。・゚・。・・゚・。・゚・。
・。・・。・゚・ 。・゚・。・゚・・゚・。・゚・。・゚・。・゚・ 。・゚
。・゚・。・。・゚・。・゚・。・゚・。・゚・ 。・゚・・゚・。・。・゚・ 。・゚
・。・。・゚・。・゚・ 。・゚・。・゚・。・゚・。・゚・ 。。・゚・。・゚・ 。・゚・
。・゚・。・゚・ 。・゚・。・゚・゚・。・゚・・゚・・゚・。・゚・。・゚・。・゚・゚ ・。・゚・。・
(;`・。・゚・。・゚・ 。・゚・。・゚。・゚・。・゚・。・゚・。・゚゚・。・゚・。・゚・ 。・
/ ・。・・。・ヽニニニニニニニニニニニニニニニニニニフ)) ぐおおおおおおお!
し・。・・。・
195 :猪(スポーツマンタイプ):2006/12/21(木) 22:58:26.71 ID:MqVVqLpc0
>>193
悔しいが即死wwwwwwwww
29 :巫女と初詣:2006/12/21(木) 20:16:06.61 ID:wuJZ3fS+O
俺は、人間に滅びをもたらす神に使える天使だと本気で思ってた頃があった。
人に滅びをもたらすために人を監視しているが、その天使は人を愛しているという設定だったらしい。
休憩時間、女が髪を手ぐしで整えるように、俺は背中にある「何か」を手ぐしで優しく整える仕草をしていた。
天使が優雅に動くのは当たり前の話で、手の指先までしなやかに動かしていた。
クラスの女子が、『○○君。何してるの?』と俺に聞いた。
俺は、『・・ん?ああ、僕の翼が・・・・・あ、いや、なんでもない』とつぶやいた。
その直後、俺は『・・ふ・・神と人間の狭間(はざま)に居る者の身にもなってくれよ・・』と微笑みながら言った。
死にたい。マジ死にたい。
優雅に動けることをアピールするために、教室の中でわざと無意味な方向に歩き、その後優雅にターン。
ターンするときは、首を少し斜めに傾け、目は細く虚ろに、手は指先までしなやかに、腕は体に巻きつけるように。
しなやかな動きをクラス中に見せ付けるため、俺は目的も無いくせにクラスの中を歩き回ってはターン。
そのとき、クラスの女子が『ねえ。さっきからウロウロして何してんの?』と聞いてきた。ここで止めておけば良かった。
俺は、待ってました!とばかりに、女子が居る方向とは少し違う方向を向いて驚いたように言った。
『・・・はッ!おまえは・・・。ちょ・・っと待て。ここではまずい。人に粛清を下すのにはまだ時間が必要なはずッ・・だが』
『もう、彼は動き出したというのか・・?』と、誰も居ない空中に向かってつぶやいた。
声は相手に聞こえるくらいの大きさで。
目を大きく見開き、口をガクガクさせ、『あ・・あ・・・・』と動揺したように言った。
そして、ようやく女子に気が付いたように、
『はッ!あ、ご、ごめん。ちょっと天界からの・・・あ、いや、なんでもない・・』と言った。死ね俺。
女子は黙ってたような気がする。それを見て、さらに俺は自分に酔って、『翼が痛むよ・・』
などとほざいて、また優雅にターンを決めて、片方の胸を押さえて息苦しそうに、
そして目をゆがめながら廊下へ出て行った。こういう類のことを数十回はやった。
誰か、俺を殺せ。
31 :ウリ坊:2006/12/21(木) 20:17:30.46 ID:0BogCyiO0
>>29
これはいい邪気眼
俺は、人間に滅びをもたらす神に使える天使だと本気で思ってた頃があった。
人に滅びをもたらすために人を監視しているが、その天使は人を愛しているという設定だったらしい。
休憩時間、女が髪を手ぐしで整えるように、俺は背中にある「何か」を手ぐしで優しく整える仕草をしていた。
天使が優雅に動くのは当たり前の話で、手の指先までしなやかに動かしていた。
クラスの女子が、『○○君。何してるの?』と俺に聞いた。
俺は、『・・ん?ああ、僕の翼が・・・・・あ、いや、なんでもない』とつぶやいた。
その直後、俺は『・・ふ・・神と人間の狭間(はざま)に居る者の身にもなってくれよ・・』と微笑みながら言った。
死にたい。マジ死にたい。
優雅に動けることをアピールするために、教室の中でわざと無意味な方向に歩き、その後優雅にターン。
ターンするときは、首を少し斜めに傾け、目は細く虚ろに、手は指先までしなやかに、腕は体に巻きつけるように。
しなやかな動きをクラス中に見せ付けるため、俺は目的も無いくせにクラスの中を歩き回ってはターン。
そのとき、クラスの女子が『ねえ。さっきからウロウロして何してんの?』と聞いてきた。ここで止めておけば良かった。
俺は、待ってました!とばかりに、女子が居る方向とは少し違う方向を向いて驚いたように言った。
『・・・はッ!おまえは・・・。ちょ・・っと待て。ここではまずい。人に粛清を下すのにはまだ時間が必要なはずッ・・だが』
『もう、彼は動き出したというのか・・?』と、誰も居ない空中に向かってつぶやいた。
声は相手に聞こえるくらいの大きさで。
目を大きく見開き、口をガクガクさせ、『あ・・あ・・・・』と動揺したように言った。
そして、ようやく女子に気が付いたように、
『はッ!あ、ご、ごめん。ちょっと天界からの・・・あ、いや、なんでもない・・』と言った。死ね俺。
女子は黙ってたような気がする。それを見て、さらに俺は自分に酔って、『翼が痛むよ・・』
などとほざいて、また優雅にターンを決めて、片方の胸を押さえて息苦しそうに、
そして目をゆがめながら廊下へ出て行った。こういう類のことを数十回はやった。
誰か、俺を殺せ。
31 :ウリ坊:2006/12/21(木) 20:17:30.46 ID:0BogCyiO0
>>29
これはいい邪気眼