FC2ブログランキング!   ( ・∀・)<エロいな自分のクラスでバトロワする妄想した奴ちょっとこい
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自分のクラスでバトロワする妄想した奴ちょっとこい
1 :はっさく:2007/01/07(日) 15:44:49.59 ID:vH0kAioy0
自分は最初には絶対死なないよな?
自分が死ぬのは中盤か終盤だよな?
でも絶対最後まで生き残らないよな?



3 :うめ:2007/01/07(日) 15:45:30.20 ID:lekqzZ020
あるあるwww


4 :音速2ゲッター ◆.9soTmpngI :2007/01/07(日) 15:45:34.19 ID:juJ7zz5l0
俺は始まる前に死ぬタイプ


7 :はっさく:2007/01/07(日) 15:46:49.66 ID:vH0kAioy0
好きな子は最初には死なない


8 :鴎インフルエンザ:2007/01/07(日) 15:47:03.04 ID:NujfsQVO0
妄想して実際ぜんぶ文章にしたwwwwwwwww
黒歴史wwww



11 :はっさく:2007/01/07(日) 15:48:34.80 ID:vH0kAioy0
>>8
PC内に4年前のテキストフォルダ発見
 ↓
学級でバトロワしてる妄想文
 ↓
なんてこったい



※一部、グロ描写入ってるので注意してください。あと、フィクションですんで実際の人たちとは関係ないです
12 :鰒:2007/01/07(日) 15:48:44.74 ID:Cs+qqpvX0
途中でクラスのアイドルと自分が恋に落ちる妄想するよな?wwwww


13 :はっさく:2007/01/07(日) 15:49:29.41 ID:vH0kAioy0
>>12
あるあるwwwwwwでも結局自分は盾になって死ぬ
何故か最初自分は強い武器を持っていない


14 :とよのか:2007/01/07(日) 15:50:08.84 ID:tLsz7rBD0
とりあえず自分の武器は銃


15 :グリ-ンボ-ル:2007/01/07(日) 15:50:09.80 ID:YqgDrKreO
バトロワの妄想といえば女子を犯す物ばかり


16 :鴎インフルエンザ:2007/01/07(日) 15:50:56.21 ID:NujfsQVO0
>>11
印刷したやつ探してくるwwwwwwwwwwwwwww
でもPC内のテキストフォルダは削除したからうpするにも打ち直しだwwww


18 :はっさく:2007/01/07(日) 15:51:47.91 ID:vH0kAioy0
>>16
うpする?
ものすごく痛かったが


24 :鴎インフルエンザ:2007/01/07(日) 15:53:37.92 ID:NujfsQVO0
>>18
見つけたがひどい惨状だったw
長杉て打ち直しむりぽ


27 :はっさく:2007/01/07(日) 15:55:31.22 ID:vH0kAioy0
>>24
俺の作品より痛々しくはないだろうから安心しろ


19 :鰒:2007/01/07(日) 15:52:03.11 ID:Cs+qqpvX0
自分は死んじゃって怒った彼女が教室では見せたこと無い表情で
冷酷なクラスメートに特攻して返り討ちに遇う
んで二人で幸せそうな顔で\(^o^)/


俺きめえええええええええええええええええええええええええええええええ


20 :オクラ:2007/01/07(日) 15:52:14.82 ID:1I1JepIu0
俺のあたまの中ではバトルロワイアルⅢがすでに完成している
バトルロワイアルなんてなくなった数年後の話
バトロワの狂気に酔いしれた元政府の人間たちが
俺たちを誘拐して大きな廃校に(ry


ごめん今考えた


21 :サニ-レタス:2007/01/07(日) 15:52:19.08 ID:J0X+72fr0
まじめに練習した記憶がないのに何故かそこそこ戦えてしまう
相手の攻撃にあわせて回り込むとか出来ちゃう


23 :オクラ:2007/01/07(日) 15:53:10.71 ID:1I1JepIu0
おまえらどうせ妄想の中でも1人なんだろ


25 :はっさく:2007/01/07(日) 15:53:45.27 ID:vH0kAioy0
無口な存在感無い奴がものすごく強い設定になる


28 :トマト:2007/01/07(日) 15:56:13.53 ID:WqLKeS1F0
俺「お前さ、俺の事何とも思っちゃいないだろ?
――奇遇だな、俺も全く同じなんだ」

眼中にない存在だから単独で奇襲攻撃かけまくりんぐwwww
でも中盤でイケメンに殺される設定


29 :はっさく:2007/01/07(日) 15:57:02.06 ID:vH0kAioy0
絶対狂う奴がいる
しかも大人しい女子


35 :VIP皇帝:2007/01/07(日) 15:59:40.46 ID:1I1JepIu0
人数が半分になったところで放送が流れる
「えー。ただ今人数が半分になりました。
この殺し合いから抜け出す方法を教えます。
その首輪をとるための道具を金庫の中にいれてあります。
金庫の場所は○○さんが知っています・・・
そしてその鍵と番号は○○君(俺)が持っていますよ・・・では頑張ってくださいねw」
そして俺は支給された番号が掘られた鍵をポケットから徐に取り出す
「クソッ。やつらはゼッタイ俺のことを(ry」



(^ω^;)


38 :とうがん:2007/01/07(日) 16:00:38.51 ID:1I1JepIu0
絶対にブスとキモメンは生き残れないんだよな、俺たちの頭の中では


40 :ポンカン:2007/01/07(日) 16:01:42.69 ID:vH0kAioy0
俺の中ではキモメンそこそこ強かったぞ?
ブスは情け容赦なく殺されてたが


42 :刀根早生:2007/01/07(日) 16:02:33.74 ID:u/GBmUSB0
友達と語り合ってた
「まずお前を殺すwwwwwwwwwwwwwwwwww」
「うはwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」


52 :食用菊:2007/01/07(日) 16:06:34.38 ID:QtEOiQlTO
DQNは最初にナイフ投げられて死ぬ


53 :ポンカン:2007/01/07(日) 16:06:53.49 ID:vH0kAioy0
あったあった

 薄暗い。
 佐藤凌は教室を見渡す。
 どこから見ても3年2組の教室である。
 皆机に伏していた。
 確か、俺らは終業式が終わって通知表とか貰って、給食食べて帰りの会してたはずだけど。
 何が起こったんだろ?
 時計を見る。午後5時。道理で薄暗いわけだ。
 
「なぁ、直ちゃん。直ちゃん!」
 三浦マミは後で寝ている暁天直久に声をかける。
「……ん? 何?」
「何? じゃないよ! 起きてよ! 何か皆寝てるんだよ!」
「そりゃ見ればわかるよ」
「うわ、何これ!」 
 大きい声を出したのは神田祐香。首を触って蒼白な顔をしている。
「……みんな、首になんか変なのついてるよ…」
「……まさか、ね」
 岩崎弥生は、呟く。
「この世の中に、バトルロワイアルなんて…あるわけないよね」


 ^^;;;;;;;; 


55 :鮟:2007/01/07(日) 16:08:53.28 ID:Cs+qqpvX0
>>53
     ∧_∧
    ( ´・ω・`)     ∧_∧
    /     \   (    )何言ってんだこいつ
.__| |    .| |_ /      ヽ
||\  ̄ ̄ ̄ ̄   / .|   | |
||\..∧_∧    (⌒\|__./ ./
||.  (    )     ~\_____ノ|   ∧_∧
  /   ヽ キモイ      \|   (    )
  |     ヽ           \/     ヽ. 誰か警察呼べよ
  |    |ヽ、二⌒)        / .|   | |


56 :ポンカン:2007/01/07(日) 16:10:24.86 ID:vH0kAioy0
>>55
 一番死にたくなるのは自分
 原稿用紙200枚分とか終わってる



58 :とうがん:2007/01/07(日) 16:11:26.58 ID:1I1JepIu0
>>56
つまりこのスレはレス2個=原稿用紙1枚として
>>400までは確実にいくってことか


59 :ポンカン:2007/01/07(日) 16:12:42.31 ID:vH0kAioy0
>>58
っをまwwwwwwまじかよwwwww俺を殺す気かwwwwwww



60 :ジョナゴールド:2007/01/07(日) 16:13:38.70 ID:w2uZ9jEf0
クラスの名前が知られる


62 :鱒:2007/01/07(日) 16:14:18.00 ID:44fIvWK20
>>60
全員山田でおk


63 :ポンカン:2007/01/07(日) 16:16:01.54 ID:vH0kAioy0
>>62
面白そうだな


66 :鱒:2007/01/07(日) 16:20:21.36 ID:44fIvWK20
山田「私、山田君の、ことが、好き、だっ・・・」 バタッ
山田「嘘だろ!?おい、山田!山田ぁぁぁぁぁぁ!」
山田「ここはもう駄目だ!逃げるぞ山田!」
山田「山田!山田ぁぁぁぁぁ!」
山田「オラ!死ねぇぇぇぇ!」 パララララララ
山田「ギャー!」
山田「ギャー!」
山田「ギャー!」
山田「ギャー!」


68 :ポンカン:2007/01/07(日) 16:21:27.98 ID:vH0kAioy0
ガラガラとドアの開く音。
 3年2組担任が姿を現す。
「おいお前ら、起きろ」 
 明るい声が教室に響く。
 ぞくぞくと起きるクラスメイト達。
 ザワザワとうるさくなる教室。
「山田、起きろ」
 空虚に響くその声。
「早く起きないと、殺すぞ」
 山田恭兵は目を覚ます。
 
「先生、俺らなんで寝てたんですか?」
 山田亨太が担任に問いかける。
「……うるせぇ。今話すところだから静かにしろ」
 落ち着いた口調が余計怖さを増した。
 シーンとなる教室。

「じゃ、説明始めるな」
 作り笑いを浮かべる担任。
「今日はお前らに、ちょっと殺し合いをしてもらうわ」



70 :ポンカン:2007/01/07(日) 16:26:59.88 ID:vH0kAioy0
一気に過疎ったが。
貼り付けてって良いのか?



74 :アムス:2007/01/07(日) 16:29:54.74 ID:YzSusKrG0
さあ来いポンカン!!


75 :ポンカン:2007/01/07(日) 16:31:53.70 ID:vH0kAioy0
「は?」
 山田拓朗は素っ頓狂な声をあげる。
「……な…何言ってるの?」
「言葉のままだが?」
 担任は真顔で問いかえす。
「何か?」
 また騒然となる教室。
 泣き出す山田尚美。頭をかかえる山田翔太。
「……うるせぇ。次喋った奴、殺すからな」
 担任の言葉で一瞬にして静かには、ならなかった。
 声は収まるどころか、余計に広がり、騒がしくなっていく。

 銃声。
 担任はニヤリと笑う。

 噴出す血。飛び散るゼリー状の脳。
 教室が静まり返った。と思うと悲鳴。
 誰も後ろを振り返らない。
 山田啓悟の頭が、半分欠けた。
「言いつけを守れないとこうなる」
 担任は微笑んだ。
 教室は完全に静まり返った。

じゃしばらくお付き合い下さい。



76 :ポンカン:2007/01/07(日) 16:32:28.28 ID:vH0kAioy0
「さて、お前らにはまた眠ってもらう」
 担任は話し出す。
「この次は、学校のどこかで目覚めることになるだろう。鞄に説明書を入れとくから、それちゃんと読めよ。
 説明すんの、時間もったいないからな。わかったな? 質問は受け付けない」
 少しの間。

「では、お前ら。健闘を祈る」

 【34人】



78 :ポンカン:2007/01/07(日) 16:33:29.62 ID:vH0kAioy0

 ピピピピ、ピピピピ。 
 ピピピピ、ピピピピ。
 
 単調な電子音で、山田千恵は目を覚ます。
 ……ここは、どこだろう?
 何が起こったのかわからない。
 短い間に色々なことが起こりすぎて、何が起こったのかわからなかった。
 確か、先生が殺し合いをするとか言って……
 猛烈に吐いた。
 ケイゴの死体を思い出したからだ。
 ……嘘、嫌だよ。殺し合いなんて。
 ていうか、どうやってやんのさ? 説明なんて全然されてないじゃない。
 …気持ちを落ち着かせろ。まずここがどこかを判断しろ。それからだ。
 山田は、辺りを見渡す。
 雑然と並ぶ、机。
 前方には二段の黒板とクラヴィノーバ。左には定期演奏会の手作りポスター。
 ……音楽室、か。壁に貼ってある肖像画が不気味だ。
 さらに、あるものを発見する。
 リュック。というよりナップサックに近いだろうか。
 それは彼女の頭の近くに置かれていた。
 何だろ、これ。
 手を伸ばして、中を確認する。



79 :ポンカン:2007/01/07(日) 16:34:22.67 ID:vH0kAioy0
 真っ先に手に当たったのが、目覚まし時計。
 そういえばまだ音が鳴っている。急いで音を止めた。
 時計の針は7時ちょっきりをさしている。
 それ以外には、給食で出るコッペパン一個、500mペットボトル1本。中身はただの水。
 コピー用紙一枚。それに……何これ?
 最初、何かそれが何かわからなかった。 
 10秒ほどして、何かがわかった。
 小型銃。
 名前はわからない。
 けど、武器だった。
 山田はおそるおそるそれをリュックに戻す。
 ……これで、殺しあえってこと?
 外の僅かな明かりにコピー用紙が照らされている。
 コピー用紙には、文字が書かれている。

 第1回 校内バトルロワイアル大会 大会規約

 ・最後の1人になるまで、学級のメンバーで殺しあう。
 ・殺す手段はどんな方法を使っても良い。
 ・武器はランダムで支給される。
 ・制限時間は3日。
 ・1日ごとに、3階から順番に禁止エリアに指定されていく。
 ・禁止エリアに居た者は、首輪が爆発し死亡する。
 ・校外に出た者(学校の敷地外に出た者)は、首輪が爆発し死亡する。
 ・3日以内に優勝者が決しない場合、全員の首輪を爆破する。

 彼女がそれを読み終えた時、遠い所から銃声が聞こえた気がした。



80 :ポンカン:2007/01/07(日) 16:36:22.61 ID:vH0kAioy0
<殺人>
「……で、どうしよ」
 3階給食室に山田弘幸は居た。
 いきなり殺し合いとか言われても、正直困る。 
 夢かと思い頬をつねってみたが、痛い。これは夢ではない。
 鞄の中には、食料と大会規約の他に、竹刀が入っていた。
 ……山田じゃあるまいし、これでどうやって戦えって言うんだ。
 とりあえず、落ち着け俺。考えよう。
 無闇に歩いたら殺される恐れがある。
 まだ校内は暗いし、明るくなってから行動を開始しよう。
 それまで仮眠でもとるか……いや、駄目だ。寝ている間に殺されるかもしれない。
 誰か強い奴と合流できたら、心強いんだがなぁ。
 給食室のドアが、開いた。
 山田は体を強張らせる。幸いなことにエレベーターの前に居たこともあって、ドアを開けた人の視界に入らない。
 だが、足音が近づいてくるのを感じる。
 山田は体を硬直させた。どうする? 殺されるかも知れないぞ?
 だが待て。協力できそうな奴かもしれない。穏やかな女子であれば、俺を殺すことはできまい。
 そう……例えば、山田とか山田とかだったら、殺せないだろ。たぶん。
 そんなことを考えている間にも、足音は無情に近づいてきていた。 
「だ……誰だ?」
 山田は声を出してみる。頼む、好戦的な奴じゃありませんように!!
「……ひっ!」
 短い悲鳴。……女子っぽい。
「……い、いや、俺、山田だけどさ。お、俺はお前を殺す気はない」
 声が震える。じょ……女子だよな?
 足音は止まっている。どうする? 顔を出すか?
「だ……誰だ?」
 問いかけるが返事がない。
 思い切って顔を出してみることにした。何、相手は女子だ。いきなり襲い掛かってくるとかはないだろ。
 山田は顔を出してみる。



81 :ポンカン:2007/01/07(日) 16:38:27.14 ID:vH0kAioy0
ちょいと風呂入ってくる。
……痛い。



82 :VIP皇帝:2007/01/07(日) 16:40:38.26 ID:YzSusKrG0
ほんとに全員山田かよwwwwwwwwwwwwwwww
テラカオスwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww



83 :鮟:2007/01/07(日) 16:41:09.34 ID:Cs+qqpvX0
>>81
心臓に急に熱湯かけたりすんなよ!


84 :鱒:2007/01/07(日) 16:42:52.37 ID:44fIvWK20
>……山田じゃあるまいし、これでどうやって戦えって言うんだ。
>そう……例えば、山田とか山田とかだったら、殺せないだろ。たぶん。

テラ吹イタwwwwwwwwwwwwwwww


85 :ねぎ:2007/01/07(日) 16:46:23.91 ID:RFgG8HTO0
山田吹いたwwwwwwwwww


89 :平核無:2007/01/07(日) 17:01:24.21 ID:s936oG6t0
帰還。
全員山田で書くか?
それとも原文コピペする?



90 :おおば:2007/01/07(日) 17:04:48.30 ID:R6cEdjsQO
分かる程度に山田で


91 :みょうが:2007/01/07(日) 17:05:03.96 ID:q3rdxNtwO
山田でよろしくってよ


92 :にら:2007/01/07(日) 17:06:00.40 ID:u5BNqwi3O
山田とか山田とかって感じで


93 :平核無:2007/01/07(日) 17:06:13.69 ID:s936oG6t0
おk 山田で行く

暗くて、シルエットしか見えない。
 そのシルエットは、少し後ずさりした。
「……こ、来ないで!」
 この声。山田の頭の中で何かが弾けた。
「お前、山田…」
 言いかけた途端、銃声。
 足元の床のタイルが割れる。
 銃弾が山田の足元の着弾したのだ。
 その破片が山田の顔を襲う。
「来るな!! こないで!!」
 頭の中が、真っ白になった。
 ……あいつ、俺を殺す気なんだ。
 あいつ、俺を殺す気なんだ。
 あいつ、俺を殺す気なんだ。
 あいつ、俺を殺す気なんだ。

 体が、勝手に動いた。
 足元の竹刀を手に取る。体がやけに軽い。
 立ちすくんでいる山田の眉間に向かって、叩き込む、叩き込む、叩き込む!!
 悲鳴とともに坪田彩が倒れる。
 山田はすかさず山田の手から落ちたピストルを奪い取った。
「いやあああ!! 止めて!!!」
「お前から仕掛けてきたんじゃねぇかよ!!」
 言うより早くからだが動いていた。
 自然に手が、引き金を引いていた。
「…………」



95 :平核無:2007/01/07(日) 17:07:41.03 ID:s936oG6t0
>>93
 ちとミスした 坪田彩→山田彩に脳内変換よろしく

 銃声が響いた。
 山田の制服に赤い返り血が飛び散った。床が赤黒く染まった。
 【33人】

<泣声> 
 銃声が聞こえた。
 悲鳴が漏れそうになるのを口を押さえて堪える。
 ……何で私が、こんな思いを。
 ユカは職員室の隅に居た。
 ……今日って、終業式じゃなかったの?
 これ終わったら、学校から帰って、冬休みが始まるんじゃなかったの? 
 ねぇ、誰か教えてよ! 殺し合い? そんなの嫌だよ!!
 大会規約を読んでから、ユカはずっと泣いていた。
 私、どうしよう。たぶん、殺されるんだ。
 まだ14歳なのに、殺されるんだ。
 涙がとめどなく溢れる。
 声が、漏れてしまう。
  
 物音がした。
 ドアが、開く音だ。
  どうしよう。どうしよう。私、どうしよう。
 頭の中が真っ白になる。
 ドアのほうを覗く勇気もなかった。
 バッグの中には、フライパンしか入っていない。
 もし相手が殺す気できたら、私、死ぬしかないんだ。



97 :平核無:2007/01/07(日) 17:08:39.52 ID:s936oG6t0
「誰だ? ユカか?」
 気付かれた! もう、おしまいだ。
 ユカは目を硬くつむる。
「さっきから泣き声が聞こえてたんだよね。あ、俺はお前を殺す気は無いから」
 ……大丈夫なのかな?
 ユカは目をゆっくりと開く。
 山田凌の顔が目の前にあった。
「うわっ!」
 ユカは後の壁に頭をぶつけた。
「イタタタタタ…」
「……何やってんだよお前」
 凌はユカを見て少し微笑む。
 ……あぁ、良かった。私、まだ殺されて無いよ。
「さっきから泣き声が相談室まで聞こえてたぞ」
「え? 私そんなに大きい声で泣いてた?」
「そりゃぁもう」
 凌は笑う。
 ユカも笑う。
「凌、私を殺すとかそんなこと思ってないよね?」
「ん? うん。俺、殺し合いとかそういうのあんまり好きじゃないから」
「…凌らしいや」
「いや、むかつく奴いたらブッコロスけどね!」
「凌は僕のことムカつかないんだ」
「梅組からの付き合いだろ」
 山田凌はユカの肩を叩いた。
 ユカの目から、また涙がこぼれそうになる。
「でさぁ」
 凌の声。
「これからお前、どうするんだ?」
「……どうするって言っても」



98 :平核無:2007/01/07(日) 17:09:08.34 ID:s936oG6t0
 ユカは鞄の中を凌に見せる。
「これじゃ、殺されちゃうよ。絶対」
「ハリセン、ね。俺のカッターの方が戦えるな」
 凌は苦笑いして手に持ったカッターを見せる。
「でもお互いこんなしょぼい武器じゃ、死ぬのは目に見えてるな」
「……そうだね」
 5秒ほどの間。
「私、まだ……死にたくないな」
 ユカの涙声。
「そんなの誰だってそうじゃないか? この学級の奴ら全員思ってるよ」
「そうだよね。……こんな理不尽な…理由も知らされないで殺しあうなんて、間違ってるよ絶対!
みんな、死にたくないと思う。死にたいなんて思う人、このクラスに居ないもん!!」
「ユカ、声大きい」
 凌が口に手を当てる。
「ご、ごめん」
「……じゃあ、さ。皆に、戦いを止めるように呼びかけよ」
 凌はまた微笑む。
「呼びかけるっていっても……どうやってさ?」
「校内全体に呼びかけられるところ。放送室」
 凌はドアの方を指差す。
「放送室から、皆に戦いを止めるように呼びかけよ。で、皆で知恵を出し合えばきっと戦いを止める方法も見つかるよ」
「……凌って、頭良いね」
 ユカが涙を袖で拭いながら言う。
「何言ってんだ。俺なんてユカと比べたら全然頭悪いだろ」
「いや、頭良いよ。私なんて、ずっと隅っこにうずくまって泣いてただけだもん」
「なぁーに、俺だって一人じゃ行動できませんよ」
 凌は立ち上がる。
「じゃ、行くか。放送室」



99 :平核無:2007/01/07(日) 17:10:01.55 ID:s936oG6t0

<探検> 
 ……腹、減ったな。
 山田直久は時計を見る。午後八時。
 そして周りを見渡す。これは3年1組。
 丁度一時間前に大きい銃声が聞こえたのは、夢じゃなさそう。
 それにしても、腹減ったな。
 直ちゃんは鞄の中をちらっと見る。
 ……ヌンチャク。
 ふざけてるよな。
 こんなもんで戦えっての。いくら俺がブルース・リーに似てるからって、こりゃないよな。
 あーストーブも効いてないし、制服で動きづらいし、あーもー嫌だー。
 どーせ俺死ぬんだよなーちくしょー。
 どーせ死ぬんなら、ちょっくら探検でもしてきますか。
 直ちゃんは立ち上がる。
 そして3年1組の後のドアを出た。
 廊下は、ガランとしている。
 誰も居ないように見える。
 ……夜の学校って、地味に怖いんだよな。
 誰も居ないってのがまた怖いね。うん。
 誰かいれば怖くないのに。
 で、えーっと、何処に行こうかな。
 そーだ、腹減ったから調理室でも行くか。
 冷蔵庫の中に何か入ってるかも知れないしな。
 そう思った直後に、調理室の方から悲鳴が聞こえた。
 ……嗚呼。物騒な世の中ですな。合掌。
 直ちゃんはC階段の方へ行くことにした。



100 :平核無:2007/01/07(日) 17:11:39.17 ID:s936oG6t0
<馴合> 
「ひっ! だ、誰?」
「そっちこそ、誰?」
 調理室に女子の声が響く。
「……山田?」
「ヤマダ?」
 二つの陰は、机の陰から出、抱き合う。 
「ヤマダぁぁぁ! 怖くて死ぬかと思った!!」
「私も!」
 二人とも涙目だ。
「いきなりこんな校内で殺しあえって言われても、何すればいいのかわからなくて」
「うん。そうだよね! いきなりナイフ渡されても、ね」
 ……あの女子共、こんな時にまで馴れ合う気かよ。気持ち悪ぃ。
「それに、学級の皆を殺すなんて無理だよ無理!」
「だよね! 私殺すくらないなら自殺してるかも知れない!!」 
 じゃ自殺してくれ。うざったい女子共。殺すぞ?
「これから、どうしよ?」
「3階が禁止になるまでここに隠れてよ? その方が身が安全だしさ」
 何が身が安全だ。殺してやるよ。
 もともとあいつら気に食わなかったからね。
 よし、殺そう。
 琢磨はボウガンを発射した。
 赤いものが飛び散る。
「ぎゃああああああああ!!」
「え? あ、ヤマダ?」
 よく見えないが、おそらく山田にヒットしたのだろう。 
 ものすごい声がこだまする。
「何? 何? どこから? え、止めてよ。ねぇ?」
 山田が当たりをキョロキョロしている。は、良い眺めだな! お前も殺してやるよ。



101 :平核無:2007/01/07(日) 17:12:41.10 ID:s936oG6t0
 良い機会。このバトロワを企画した奴に感謝するぜ!!
 琢磨はもう一発、ボウガンを発射した。
 
 調理室の真ん中で、何かが光った。
 ものすごい爆音。
 琢磨は教卓の後に伏せる。
 あ……山田の野郎、手榴弾でも支給されてたのかよ?
 机の破片や木端が、琢磨の目の前に降ってくる。
 手も、琢磨の目の前に降って来る。
 ……ギョッとした。
 リアルだった。
 それは、紛れもなく、山田の、千切れた、1パーツだった。
 【31人】



102 :平核無:2007/01/07(日) 17:13:46.19 ID:s936oG6t0
<地図>
 ……なんて運が悪いんだ僕。
 コウタは頭を抱える。
 こりゃないよ。普通の状況じゃないよ。 
 めちゃくちゃに寒い。寒すぎる。
 ずっとここに居たら、凍え死ぬ。
 野球部独特の匂いが、鼻をついた
 
 目覚めると、そこは野球部の部室だった。
 こんなことがありえるのか? と思ったが、大会規約には「学校の敷地内」と書いていたので、こんなこともあるんだなと思った。
 武器は、ゲームボーイ。
 ふざけるな! とGBを床に叩き付けそうになったが辛うじて堪えた。
 何かに役立つかもしれない。
 1時間ほどボーっとした後、そんなことをふと思いスイッチを付けてみる。
 ……何これ。GBじゃないじゃん。
 地図が、表示された。
 目をこすった。間違えない。学校の敷地内の地図だ。
 地図の上には、赤い点が何個もある。その赤い点には番号が表示されている。
 野球部の部室のコウタがいる位置につけられている番号は、15。
 どうやら出席番号らしい。そーか。これは学級の奴らが居る位置がわかる、貴重な地図なのか。
 右下には、分数と時計が表示されていた。時計は午後11時15分を、分数は35分の31。
 分数の右下にはdeadと表示されているので、おそらく死んだ人の人数だろう。
 もう4人死んだのか、という思いと、まだ4人しか死んでないのか、という複雑な思い。
 そして、学校にたくさん点在する赤い点。



103 :おおば:2007/01/07(日) 17:14:13.83 ID:R6cEdjsQO
>>なぁーに
ワロスwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww

山田分かりづらい


104 :平核無:2007/01/07(日) 17:15:01.87 ID:s936oG6t0
 ………たくさんあるなー。
 ボケーっと一通り地図を眺めてみる。
 もちろん、外に居るのは15番の僕しかいない。よな?
 ……おい待てよ。外にもう一つだけ点があるじゃないか。
 33番。サッカー部の部室に33と表示された点が、ある。
 33番33番。女子は31番からだよな? じゃ、山田、山田……山田。
 山田……か。
 正直、複雑な思いだ。
 というか、早くここ離れないと、やばいんじゃないか?
 でも、物音を経てない様に逃げるなんて、不可能だしな。
「え………山田?」
 コウタは、おそるおそる声を掛けてみる。
 反応は、無い。
「山田?」
「コウタ?」
 コウタが問いかけるのと同時に答えが帰ってきた。
 数秒の間が空く。
「コウタでしょ? こっちは山田だよ」
 普段の落ち着いた声とは違う、上ずった声が聞こえる。



105 :平核無:2007/01/07(日) 17:15:47.63 ID:s936oG6t0
>>103
じゃ山田やめるね
 地図はGBからDSに変える



106 :平核無:2007/01/07(日) 17:16:13.72 ID:s936oG6t0
「あー遠藤。僕はあなたを殺すような武器もって無いから」
「え……うん。エンドーも」
 少し間が空いたのが気になったが、今は合流するのが先だ。何故かそう思った。
「じゃ、お互い外に出よう。それから作戦を練ろう」
「……了解っ」
 コウタは立ち上がると、部室のドアを開いた。
 その途端、外の冷気がコウタの体を包み込む。
「寒っ」
 コウタはリュックを肩にかけて、サッカー部の部室の方へ歩く。
 吹雪だった。顔に雪が貼り付いてくる。
 遠藤は、すでに外に出ていた。
「……遠藤」
 何気なく声をかけるコウタ。
「寒いから……学校の中行かない?」
「そ、それもそうですね」
 雪で前があまり見えない。学校が雪に覆われてあまり見えない。
「じゃ……ほら、一階ののグランド側のドア、割って入ろう?」
「わかった」
 前にコウタ、後に遠藤がついて歩いた。
 
 ガラスは、割るまでもなかった。
 ドアが開いていたのだ。
「……ラッキーだね」
 遠藤が呟く。
 コウタは無言で中に入り、遠藤も入ったのを確認すると急いでドアを閉めた。



107 :平核無:2007/01/07(日) 17:16:41.40 ID:s936oG6t0
「……これで、一息つけるな」
 コウタは7組の前の壁に寄りかかる。
「敵、居るかもしれないよ」
 遠藤がコウタの耳元で話す。
 コウタはDS型マップに目をやる。赤い点は……あった。6組の中にある。
「こっち来て!」
「な、何いきなり……」
「人が居る!」
 コウタは7組の方へ遠藤を引っ張っていった。
 ナンバーは……6。祐川翔太、スケショウか。
「コウタ! ちょっと引っ張らないで…」
「いや、隣のクラスにスケショウ居るから」
 コウタは囁くような、今にも消えそうな声で呟く。
 そして遠藤にDS型マップを手渡す。
「え? 何これ? 何これ? すごいじゃん!」
「……こんなものでテンション高くなるのねぇ」
 コウタはため息をつく。
「でもさ、コウタ」
 遠藤がマップをしげしげと見つめながら呟く。
「6組に点なんて、無いよ」
「え?」
 遠藤から地図を引っ手繰った。
 おかしい。さっき確かに居たはず。遠藤の見間違えか?
 だが6組の中に、点は無かった。何度見直しても、無かった。
「……ごめ、僕の見間違いだったみたいだ」
 コウタは遠藤にまたDSを手渡す。



108 :平核無:2007/01/07(日) 17:17:03.32 ID:s936oG6t0
「いやいや。人間だもん、そんなことあるって」
 遠藤はコウタに向かって微笑みかける。そして話しかける。
「それにてしても、もう5人も死んでるんだね」
「へ?」
「あの画面の下の分数って死んだ人の数でしょ? 今生き残ってるのが30人だから5人死んだんだな、て思ってさ」
 嫌な予感がした。……あいつならやりかねない。
「遠藤、6組についてきてくれない?」
「ん?」
 遠藤は少し不思議そうな顔をするが、コウタの真面目な声に押されて頷いた。
 7組から6組へ、出来るだけ音を立てないように移動する。

 6組の扉の前に来た時、天井から何かが釣り下がっているのが見えた。
 ……嫌な予感的中。
「遠藤、やっぱり良いや。5組に行こう」
「へ? 予定がコロコロ変わる人だね」
「良いから良いから」
 コウタは遠藤を5組へ誘っていく。手には汗をかいていた。
 
 ……スケショウ、首、吊ったのか。

 
 【30人】



110 :平核無:2007/01/07(日) 17:18:35.76 ID:s936oG6t0
<放送>
「ホント、夜の学校って怖いね」
「いや、今お前の方が怖いから」
「何か言った?」
「いや、何でもありませんミキカ様」
 直ちゃんはため息をつく。
 岩崎もため息をつく。
 直ちゃんの顔面からは血の気が引いていた。
 ……俺、ピンチだろ。
 3階のC階段前で岩崎に銃口を突きつけられてるんだから。

「あの……ミキカさん?」
「何?」
「ここは平和に解決しません?」
「嫌だ」
「……そうですか」
 気まずい沈黙が流れる。
「俺殺しても、何の特にもならないよ?」
「いや……わかってるけど、何となく」
「俺、ヌンチャクしかもって無いしさ、その銃口止めてくんない?」
「直ちゃんが私の首絞めて殺すかもしれないじゃん」
 直ちゃんはまたため息をついた。
 ……俺、どうしよ。
 遺言書書くの忘れてたよ。

 2秒後、放送のチャイムが鳴り響いた。



111 :平核無:2007/01/07(日) 17:19:14.17 ID:s936oG6t0
「皆、聞こえてる? 私ユカだよ! 佐藤祐香だよ!」
  数秒の間。
「みんな、殺し合いは止めようよ! 話し合えば解決するよ! 皆で放送室に集まって話し合おう?」
 ユカの涙声が聞こえる。
「皆だって、死にたくなんてないでしょ! 全員で話し合えばいい考えも浮かぶよ! だから、皆放送室に来て! 
 武器は捨ててきて! 殺し合いなんて止めよう!!」
 ボリュームは、おそらく最大。耳がキンキンする。
「どう思う?」 
 岩崎がいつの間にか銃口を下げていた。
「ま、俺は腹が減った」
「人の質問には答えろ」
 岩崎に殴られる。痛い。
「ん……確かに正論だけどさ。危ないんじゃないかな?」
「確かにね。自分の場所を教えるって危険だよ」
 岩崎はうんうんと頷く。銃怖ぇ。
「……行って見る?」
「放送室、かい?」
 直ちゃんは聞き返した。
「うん」
「……貴方にお任せします」
「直ちゃんって、優柔不断だよね」
 岩崎は少し笑った。直ちゃんは笑わなかった。 
 廊下中に、最大音量で、悲鳴が響き渡ったからだ。
 廊下のスピーカーから、ユカの悲鳴と凌の怒鳴り声、それと……誰かの声が響き渡った。



112 :平核無:2007/01/07(日) 17:20:05.87 ID:s936oG6t0
<死際> 
「……止めて。痛いって。痛いから、もう止めてよ」
 ユカの悲痛な声。足から血が滝のように流れている。
 凌が、放送室の扉の前に赤くなって転がっている。
「こんなことして、アホにも程があるってもんじゃないの?」
 ユカの痛がる声に混ざった醒めた声。
「自分の居場所教えて、殺してくださいって言ってるようなもんじゃん?」 
 刀を持って立っているのは、祐川美沙希。
 返り血を浴びてその制服は真っ赤に染まっている。
「……痛い。痛いよ。ミサキ……」
「自分の愚かな言動を恨むのね」
 スケミは刀をユカの首に近づける。
「聞いてあげるよ。遺言」
「……え、」
 私、死ぬんだ。
 そう思った。足が痛い。熱い。とても痛い。
 ……殺されるんだ。私。
 スケミに。友達に。殺されるんだ
 まだ生きたい。バスケがしたい。皆と遊びたい。大人になりたい。
 でも、もう私は死んでしまう。
 あと数秒で、私は何が出来る? 
「……今まで」
 ユカは弱弱しく微笑んだ。
 最後くらい、笑おう。
 それが、私に出来る、最後の、良いこと。
「ありがとう」
「こちらこそ」
 首が、熱い。
 意識が、遠のく。



113 :平核無:2007/01/07(日) 17:20:22.01 ID:s936oG6t0
 薄れゆく意識の中で、スケミがこう呟くのが聞こえた。
「ごめんねユカ。私、生きたいんだ」
 ああ、私、最後に、良いこと、したな。
「……が…」
 声にならない。
「…ばってね」
 がんばってね、と言おうとしたが、声にならなかった。
 最後に呻いた。それだけ。

 【28人】



114 :平核無:2007/01/07(日) 17:20:50.28 ID:s936oG6t0
追記:
 これは校内バトロワっぽい。



115 :平核無:2007/01/07(日) 17:21:23.35 ID:s936oG6t0

<災難>

 マミは、腹が立っていた。 
 バトルロワイアルという残酷な競技に巻き込まれた上に、目覚めた場所がとんでもない所だったからだ。
 ……わざわざ、こんなところにおかなくてもいいだろ。ねぇ?
 マミは、屋上の雪の上で目覚めた。
 寒さで、死ぬかと思った。
 急いで3階に戻ろうとしたが、鍵がかかっていて出られない。
 だがこのままだと凍死してしまう。
 そこで、やむ終えなく武器の手榴弾(1個)を使うことになってしまった。
 これでマミの武器はゼロ。最悪だ。もう戦うことができない。
 3階の階段をおそるおそる下りる。
 そこで爆発音が聞こえた。調理室からだ。
 理科室のT字路へ駆け込んだ。そこでしばらく息をつく。
 30分程して心が落ち着くと、今度はリュックを屋上に忘れていることに気がついた。
 食料も水もなく、腹が減り、ものすごくブルーな気持ちになった。  
 そんな中、ユカが何者かに殺されるグロ放送が大音量で流され、気分がさらに悪くなる。
 ……俺、絶対生き残れないな。
 そう思った瞬間でもあった。
 そんな中、また物音が聞こえた。小さい音だが、辺りが静かなのでT字路の響いてくる。
 左側の第一理科室の方からだ。どうする? 行って見るか?
 正直、このときは感覚が麻痺してたのだと思う。
 行ってみよう、と思った。
 殺されそうになったら、その時はその時だ。
 行ってみよう。



117 :平核無:2007/01/07(日) 17:22:24.28 ID:s936oG6t0
<同盟> 
 パリン。
 ガラスの割れる音。  
 塩酸の入った試験管を床に落として割ってしまった。
 ……今ので、誰かに気付かれて無いよな?
 西村拓朗は、机の上に置いてある次の試験管を手に取った。
 第一理科室で目覚めて、リュックの中を見たとき入っていたのは水鉄砲。水鉄砲だった。
 ……ふざけるな。これでどうやって人を殺すんだ。無理だろ。死ぬだろ。
 しかし、2時間ほど理科室でブラブラしている間に、ある考えが浮かんだ。
 そうだ、塩酸をこの中に詰めれば良いんだ。
 そうすれば相手が襲ってきた時の時間稼ぎになる。
 それどころか、大量にかければ人を殺せるかもしれない。
 思いついたときには体は自然に理科準備室へ向かっていた。
「塩酸」とかかれたプラスチックボトルをとり、試験管に移し、水鉄砲の移した。
 そして「塩酸」「硫酸」「石灰水」「ヨウ素液」
 「フェノールフタレイン液」「BTB溶液」等、あらゆる薬品をリュックの中につめこんだ。
 そんな時である。
 理科室の扉が勢い良く開いたのは。
「おーい、誰か居るのか?」
 少し低い、聞き覚えのある……マミの声だ。
 拓朗はポケットの中に入れておいた水鉄砲を取り出し、教卓の陰に隠れる。
「あ、俺丸腰だから攻撃とかしないでくれよー」
 間延びした声が聞こえる。何て気楽な奴。マミらしいといえばマミらしい。
 マミの陰が見える。両手を上に上げてこちらに近づいてくる。
 ……大丈夫だろう。あいつに人を殺す勇気なんて、あるわけないし。
 そう思い、顔を上に上げた。



118 :平核無:2007/01/07(日) 17:22:57.00 ID:s936oG6t0
「た……拓朗か」
「何だ、不満か?」
「いや、そういうわけじゃないけど……」
 マミは一歩後ずさりする。
「拓朗、武器なによ?」
「水鉄砲」
「へー。そりゃ災難なこって」
 微笑むマミ。こいつ、一体なにが目的なんだ?
「俺は先ほど武器使っちまってさ、今は丸腰なんだよね」
 ……おいおい。もう使ったのか武器。
 こいつ、少し危ないな。
「なーに、屋上の扉破壊するのに使っただけだよ。俺に人を殺す度胸なんてこれっぽっちもないしね」
 ま、そうだろうな。拓朗はため息をつく。
「マミ」
「何」
「これから、どうする?」
 少しの沈黙。マミは腕を組んでみる。
「……その話し方は、俺と一緒に行動したいってことかい?」
「……そうなるね。マミさん、嫌なの?」
「いや、俺も拓朗を行動したいと思ってたとこさ」
 マミは手を差し出す。
「じゃ、お互い頑張りましょうか」
「……まず、生き残るのが先だけどね」
 両者は握手する。
 今は、マミを信じるしかないか。
 こっちには武器もあるしな。
 拓朗は水鉄砲をポケットの中に戻した。



119 :平核無:2007/01/07(日) 17:23:16.54 ID:s936oG6t0
補足:三浦マミは男


120 :平核無:2007/01/07(日) 17:25:07.47 ID:s936oG6t0
<霜月>
 図書室に、明かりが一つ灯る。
 前田恭平は、図書室のカウンターの中でPSPを操作していた。
 俺、こんな殺し合いの最中にPSPでネットなんかしてていいのかな?
 ………………まいっか。
 さっきのユカが死ぬ放送にはちとびびったが、学ぶことがあった。
 それは位置が敵に知られなければ殺されはしないということだ。
 あいつは馬鹿だ。自分から敵に位置をしらせようとするなんてな。
 しかし、最初武器がPSPだったときは泣く所だったが、ネットが出来るのは暇潰しに最適だ。
 これで長時間隠れるときも心が癒されるだろう。てか暇しないしね。 
 3階が禁止エリアになる前には、おそらく放送がかかる。
 その時まで、ここでゆっくりネットサーフィンを楽しみますかね。
 前田は何気なく○○高校の掲示板へ行ってみた。
 そこの○○中学校の話題をするスレッドを閲覧。うむ。相変わらず荒れているな。
 ざっと下まで目を通す。
 何ら変わりはない。誹謗中傷が書いてある掲示板だ。
 いや、いつもと違う点が一点。こんな書き込みがあった。 
 投稿日:12月26日 0時30分 
 これを見ている3-2組の人
 ここへ http://www.simotukibbs.cgi.net
 ……シモツキ…BBS?
 投稿者を見る。霜月玲。やっぱりな。
 霜月も飽きない奴だ。確かあいつは消滅したと言われていた。
 噂によれば、3年2組の人の可能性が高いらしい。だが、どんな証拠も確証に欠け、未だに奴が誰かはわからない…



121 :平核無:2007/01/07(日) 17:26:46.33 ID:s936oG6t0
 だが、行ってみることにした。
 どうせ暇だし。霜月と口論するのも面白い。
 こっちは殺し合いの現場からネットをしているのがあいつにわかるだろうか?
 前田はURLをクリックした。
「3-2掲示板」
 赤文字でそんなタイトルが浮かび上がる。少し気味が悪い。
 下のほうには、投稿が一件。
 
 名無し
 これを3-2の人、即座に書き込んで下さい。
 
 頭より先に、指が動いていた。
「あなたは誰だ?」
 そう打ち込む。
 ……こいつ、誰だ? この学校でネットが出来る所は、コンピュータ室。そして職員室。
 そのどちらかの部屋からこいつはこの掲示板を見ているのだ。
「私は、霜月玲です」
 即座に返事がきた。
「は? だから誰なんだよ?」
「そういう貴方こそ誰ですか?」
 さっきのユカが殺された放送を思い出す。
 自分の名前を教えるのは、タブーだ。
「教えられない」
「私もです。貴方は、3-2の人ですか?」
「そうだよ。お前も?」
「はい。今コンピュータ室から通信しています」
 何故か頭が良いと感じた。



123 :平核無:2007/01/07(日) 17:27:28.73 ID:s936oG6t0
「貴方はどこから通信しているのですか?」
「図書室」
「無線ランが使える端末ですか?」
「PSPだ」
「そうですか」
 こんな他愛のない会話でも、安心してしまう。
 正直な所、少し寂しかった。
 この殺し合いという異様な状況に気持ちが耐えられなかった。
 ……こいつも、同じことを考えているかもしれない。    
「なぁ」
「何ですか?」
「会わないか?」
「良いですよ」
 あっさりと返事が来た。
 少し不気味に感じた。
「では、コンピュータ室に来てください」
「了解」
 前田は立ち上がる。カウンターを乗り越えて、扉の前に立つ。
 そーっと、扉を開けコンピュータ室のほうへ走った。
 幸いなことに、3階には誰も居ないように思えた。物音一つしない。
 それがまた少し不気味だが、誰か居るよりはましかもしれないな。
 コンピュータ室に勢い良く突入した。
 一番奥のパソコンが、光っている。
「図書室とパソコン室が隣って、知ってた?」



125 :平核無:2007/01/07(日) 17:29:09.07 ID:s936oG6t0
補足:前田はウホッではない。


126 :平核無:2007/01/07(日) 17:29:37.71 ID:s936oG6t0
「あ……知ってたけど」
「わざわざB階段の前の入り口から来るなんて、頭悪いね」
「館入?」
 館入はモニターから目を逸らし、こちらを向く。
「幸運だね前田。俺と組んだら、最後の二人になるまで生き残れるよ」
 モニターには、わけのわからないアルファベットがいっぱい表示してあった。



128 :平核無:2007/01/07(日) 17:30:10.20 ID:s936oG6t0
 
<早朝>
「遠藤、朝ですよ。もう7時だぞ。明るくなったら敵に見つかりやすいだろ。起きろ。遠藤!」
 コウタはマップに目をやる。
 35分の28。昨日の内に7人死んだのか。多いのか少ないのかよくわからない。
 だが、タイムリミットは確実に僕の前に近づいてきている。
 赤い点は、僕達の周りにはない。
 一番近いところにある点は、1年2組にある3番、友也の点だ。
 昨日から赤い点はどれもあまり動かない。
 おそらく身を隠しておきたいのだろう。それは僕も同じだ。
 3階では館入と前田、拓朗とマミ、直ちゃんと岩崎が同じところに居る。
 2階では……長谷と竹原。
 1階では渡部と高田。
 あとは全部ばらばらに散らばっている。それにしても、これからどうしよう。
 さっきからそればかり気にしていた。
「……あ、コウタ。おはよ」
 遠藤が目覚める。良く寝たあとのすっきりとした顔だ。
「顔洗いたいけど、駄目かな?」
「……ま、良いと思うけどさ。少し危ないような気もする」
「…じゃ、やめとく」
 時計を見る。午前7時30分。
 朝が、始まる。



130 :平核無:2007/01/07(日) 17:31:27.03 ID:s936oG6t0
名簿 男子

ケイゴ   前田 
蔵根    真玉橋
小松    三浦
近藤    水上
庄内    水谷
祐川翔太  村端
高橋
西村



132 :平核無:2007/01/07(日) 17:34:12.95 ID:s936oG6t0

<仇討>
「お前ら、頑張ってるか? 先生だ。連絡がある。  
 まず、12月25日午後7時から12月26日午前8時までに死んだ生徒を発表する。
 1番啓悟、6番祐川、14番水谷、39番佐藤、45番坪田、46番中尾、50番和田。
 次に禁止ゾーンの発表。
 正午12時に3階は禁止ゾーンとなる。連絡は以上だ」
「おい拓朗、今の聞いたか?」
 三浦マミは西村拓朗の方に目をやる。
「……ん? 何を?」 
「何を? じゃなくて。禁止ゾーンのこととか」
「いやごめん。俺ウォークマン聴いてたから」
 拓朗は耳のイヤホンをとる。
「ほら、マミも聴くか?」
「いや、遠慮しとく、てか何でお前そんなもの持ってるんだよ?」
「制服に入れといた」
 マミはあきれたようにため息をつく。
 ……つくづくすごい奴だ。色んな意味で。
「3階が昼の12時で禁止エリアになるんだと」
「そかそか」
「で、その前にここ出た方がいいんじゃなのか?」
「いや、ぎりぎりまで居ていいだろ。面倒だし、ここ敵来ないし」
 拓朗は再びイヤホンを耳につけていた。
「……ったく、凌も死んだってのに呑気な奴だよ」
「へ?」
 拓朗の表情が変わった。
「今、何て言った?」
「いや、さっき放送で凌が死んだって言ってたからさ」
「……そうか。あいつが……ねぇ」
 神妙な顔をして俯く拓朗。



133 :平核無:2007/01/07(日) 17:34:47.15 ID:s936oG6t0
 沈黙。
「俺さ」
「ん」
 拓朗はマミの方に向き直る。
「凌と何回も喧嘩はしたけど、あいつとは一番の友達だった。小さい時から、同じアパートなのもあったけど…良い奴だった」
「……俺も、かな」
 俺って、凌が死んだのにそんなに何も思わなかったな。
 小学校の時はあんなに仲良かったのに、中学に入ってからだんだん…お互いの間に壁が出来てるような感じがして、二人の位置が急に遠くなったみたいだった。当たり前といえば当たり前だ。興味も部活も友達関係も違ったから。
 そんで、今凌が死んでも特になにも感じなかった。
 殺し合いだから当たり前か、くらいしか思わなかった。
 俺って、冷たいんだな。
「マミ」
「ん」
「俺、凌の仇をとるわ」
「そうか。俺も付き合う」
 二人は立ち上がる。そして歩き出す。



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コメント
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更新キタwwww
2007/01/08(月) 13:10:56 | URL | by (#-) [ 編集]
こんなに長い作品をまとめきれるのかな
がんばって
2007/01/08(月) 16:24:57 | URL | by (#-) [ 編集]
ようやく
2007/01/08(月) 22:05:22 | URL | by (#-) [ 編集]

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大塚愛はしゃぎ過ぎてパンツ丸見え! まさかのハプニングと思いきや結構平気?
2007/01/11(木) 19:58:04) | 芸能 ニュース
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